【お知らせ】6月9日「リサイクルの日」ご不要メガネの引き取り強化
全国15都府県で104店のメガネ専門店を運営する(株)ビジョンメガネ(大阪市)は、6月9日(金)の「リサイクルの日」に合わせ、お客様の不要になったメガネを店頭で回収し、発展途上国に寄贈する活動を強化します。6月を「リサイクルメガネ 引き取り強化月間」とし、各店でポスターを掲示するほか、来店客に積極的に提供を呼びかけています。
当社は、本取り組みを今年(2023年)から本格的に開始。通年で中古メガネの回収を行なっています。4月30日(日)までの約7カ月間(試用期間の2022.10.10~12.31含む)で、1,100本以上のメガネを集めました。
再利用できるものを選定し、奉仕団体「ライオンズクラブ国際協会335複合地区 ガバナー協議会」を通じ、発展途上国で視覚保護支援が必要な方に届けています。
当社は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標3「すべての人に健康と福祉を」の達成に向け、本活動を今後も継続していきます。年内に、累計で2,000本の回収を目標としています。
甲南大学の学生が行うメガネリサイクル活動に賛同、100本をマレーシアの漁村の住民へ配布
当社は、この度、甲南大学(神戸市)の学生が授業の一環として行う、不自由な生活を送る途上国の人たちに中古メガネを届ける活動「甲南大学メガネリサイクルプロジェクト」に賛同しました。
2023年1~3月に、ビジョンメガネの店頭で回収したメガネのうち100本を自社で度数測定したうえで、「ライオンズクラブ国際協会335複合地区 ガバナー協議会」を通して、同プロジェクトに寄贈。 2023年5月には、甲南大学の特任講師がマレーシア国民大学へ持参しました。
その後、マレーシア国民大学の学生グループが教授らの引率により、同国南部ジョホール州の漁村を訪れ、コミュニティサービスの一環として視力検査を行い、メガネを必要としている住民に配布しました。
ライオンズクラブ335複合地区では、甲南大学との合同プロジェクトで眼鏡リサイクル活動を行っている。また全国104店舗を展開するビジョンメガネでは335複合地区と協力し不要メガネの回収を行っている。
— LION Magazine Japan (@LionJP) June 9, 2023
「大学、企業との連携による眼鏡リサイクルが本格始動」https://t.co/iTOmSx1LbT @LionJPより
経済的な事情などでメガネを手に入れられない、世界の約8億人の「見える」を支援
世界保健機関(WHO)が2019年に発表した目の疾患に関する調査報告書によると、「世界で22億人が何らかの目の疾患をもち、10億人は治療可能な目の疾患に苦しんでいる。また、8億人以上がメガネを手に入れることができず、毎日、不便な生活を送っている」とされています。
世界の低・中所得地域で、経済的な事情などでメガネを手に入れることができない方々に“リサイクルメガネ”を届ける「ライオンズクラブ国際協会335複合地区 ガバナー協議会」の「メガネリサイクル・プログラム」に、当社は賛同しています。なお、同協議会では2021年には、他複合地区からのものと合わせ、洗浄や修理を施したリサイクルメガネを、バングラデシュ・スーダンなど11カ国に寄贈しています。