目の疲れは「ロドプシン」の減少が原因？
私たちの生活は毎日のスマホやパソコン、テレビなどの電子機器によって常に目に負担をかけ酷使するような生活をしています。目にいいことではないとわかっていても止めることは出来ませんし、「目が疲れたな・・・」程度で終わらせてしまう人も多いはず。そんな目の疲れの原因は「ロドプシン」というタンパク質が減少していることがわかっています。聞きなれないこの物質は、どのような役割をしているものなのでしょうか。
「ロドプシン」ってどんな働きをしてくれるの？
「ロドプシン」は視界から入った光や色の情報を伝達する物質として知られています。
目の疲れが原因となりこの物質が減少してしまうことが、目の疲れの原因となっていることがあります。
そもそも「ロドプシン」とは、人間が目で見たものを光の情報として分解され、電気を発生させることで視神経を脳に伝える役割があります。「ロドプシン」はとても優秀で、光の情報がなくなると更に再合成されて、もとに戻っていく性質があります。
もとの性質に戻って何をするのかというと、次回の光の情報を受けるための準備をして待つのです。再合成の働きがいい状態なら心配することはないのですが、その再合成が行われないと「ロドプシン」はどんどん減少していくような仕組みになっています。
「ロドプシン」は減少することもあります。
加齢による老化や、目の酷使によって分解スピードについていけなくなると、目にはさまざまな目の疲れによる症状が起こるようになります。目がショボつく、光を見ただけでチカチカしてしまい疲れるなどの症状がある時は、それだけ目に負担がかかり疲れている証拠でもあるのです。「ロドプシン」がいかに大切な働きをしているのかがわかります。
「ロドプシン」が少なくなってきたなと感じる場合は、目にいいとされる「アントシアニン」を取るのもおすすめです。再合成の働きを促す効果があるとして注目され、ブルーベリーやカシス、シソ、紫芋などにも含まれていますので上手に取り入れることが大切なのです。急激に取るよりは1日のうちに何度も取るようにするのが効果的でおすすめです。
「ロドプシン」は目の疲れの救世主としてとても効果的です。目の疲れは気付かないうちに蓄積しているものですので、積極的に取ることで目の負担を少しでも軽減出来るのが一番ですよね。「アントシアニン」を食事から取り入れることも出来ますし、上手にサプリメントから取り入れるのもいいでしょう。
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