夕方になるとものが見えにくくなるのはどうして?
いつもはよく見えているのに、夕方になるとピントが合わずに何だか見えづらい…。あなたにはそんな経験はありませんか。実は視力は常に一定のものではなく1日の間でも変化を続けています。その為視力が良くなる時もあれば悪くなる時もあるのです。どうして視力が同じ1日でも時間帯によって差が出てくるのでしょうか。
1日で視力が変わってしまう理由とは?
1日のうち、特に午前中と夕方で見える視力が変わり疑問に感じる人もいます。視力は目の調子によって大きく左右されるため、夕方などに目に疲れが出てくれば視力が見えにくいと感じてもおかしなことではないのです。その為、朝に視力測定した時と、夕方に視力測定した時では結果に大きな差があることも。実はこれ全く不思議なことではなく、よくある話しなのです。
その理由として、朝は起きたてで目が疲れていることはほとんどないと思います。人間の目の中には「毛様体」と呼ばれる筋肉があり、水晶体の厚さを調整しています。その調整があるからこそ、ピントを合わせて物を正しく見ることが出来るのですが、「毛様体」は筋肉なので使っていればだんだん疲れが出てきてしまい夕方などにピントが合わせるのが難しくなってしまうのです。その為、夕方になると視力が落ちたなと感じることがあるのです。
視力を保つために目には休憩を取り入れよう!
視力が朝と夕方で違うこともある程度は仕方が無いことなのですが、「目が重い」「目の奥がゴロゴロして痛い」「充血」などの症状は目の疲れによるものです。目が疲れたなと感じた時は、一度目をゆっくりと休ませてあげるようにしてくださいね。目を閉じることや、遠くを見るようにして休憩するのもいいですし、目が疲れやすい人は食事の偏りがある場合もありますので、疲れに効果的な「ビタミンA・B・C」をしっかり取って体の中からいつまでも元気な視力を保てる努力をしてくださいね。一度目を休ませてあげれば夕方でも、安定した視力を保てるようになるかもしれません。
たかが目だと思って、何か症状がでていてもそのままにしてしまう人も多いのですが、目が疲れていると頭痛や吐き気など体の不調を引き起こすこともあります。その為、少しでも不調が出たら向き合い、改善するようにしてくださいね。朝と夕方で目の視力が明らかに違い生活に支障をきたす時は一度医療機関に相談してみるといいでしょう。目の疲れもその日のうちに改善して持ち越すことがないように努力しましょうね。
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