どのくらいの視力からメガネは必要?

まだまだメガネがなくてもある程度は見えるから大丈夫!そう思っていても、視力が下がると少し離れた場所の文字が見えなくなることや、生活に支障をきたすことがあります。メガネはどのぐらいの視力になったらかけるのがベストなのでしょうか?

■どのぐらいの視力からメガネは必要?

メガネの必要性として一般的には、近視で視力が0.3以上0.7未満であれば、必要な時だけメガネを使い、0.3未満であればメガネを使ったほうがいいと言われています。とはいっても日常生活の眼の酷使の頻度によっても異なりますし、近視だけでなく遠視や乱視などの人もいるので一概には言えませんよね。車を運転する人であれば良く見えないと危ないですし、生活スタイルによってメガネの必要性が変わりますね。

■メガネの必要性は大人と子供で違う!

メガネが必要となる視力は大人と子供で違います。子供の場合、視力が0.7以下になると黒板の文字が大きさによって見えにくくなります。見えにくいと授業についていけず勉強嫌いになってしまう子供もいます。しかし、子供にとってはその状態が当たり前なので、自分から「見えづらい」とは言いません。学校の健康診断で視力測定の結果がB判定[0.9~0.7]、C判定[0.6~0.3]だった場合はメガネを検討しましょう。

成長期の子供は、早ければ1~2ヶ月で視力が変わりメガネの度が合わなくなることがあります。子供の場合、こまめに視力の状態を確認し成長にあわせメガネの買い替えを検討してください。特に初めてのメガネの場合、できれば掛け始めて2-3ヶ月は毎月視力の状態を確認してあげましょう。

■メガネをかけたからといって視力は落ちない

よく、メガネをかけると視力が悪くなるという声を聞きますが「メガネをかけたからといって視力が落ちることはあり得ない」とされています。中には一時的にメガネが必要になったけど、眼を酷使しなくなったら視力が戻ったという声もあります。メガネをかけるから視力が下がるのではなく、誤ったメガネの使い方や、眼を酷使し、目の疲れを放置してしまい眼が悪くなる環境を作り出している場合があるのです。眼を酷使すれば当然負担がかかりますので、視力を低下させない為にも眼は適度に休ませるようにするのが大切です。

あなたの視力はどうでしょうか。毎日の生活スタイルによってもメガネの必要度は変わってきますよね。遠くが見づらくなったなと感じたら、一度眼を休ませてみて、それでも改善しない場合はメガネを検討してみてもいいかもしれません。視力が悪いまま放置していると余計に眼に負担をかけ視力低下の原因となってしまうことがあるので注意が必要です。

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